できるかぎり自然な素材で

居間

この家づくりでは、室内空気を汚染する有害な化学物質の発生が指摘されているビニールクロス、ペンキ、プラスターボード等の使用を極力控え、できるかぎり自然な素材を使用することで、安心して永く暮らせる住まいづくりを目指した。

ご参考までに⇒”シックハウス症候群を知っていますか?”
居間(見上げ)

床、壁はすべて国産の杉の無垢材を使用。
壁は無塗装で、床用として輸入物の無公害ワックスを取り寄せた。
下地の構造用合板はもちろんF1(低ホルム)で、接着剤はこれも輸入物の無公害製品を使用している。
壁、天井の断熱材には羊毛(WOOL100%)を採用した。
玄関ホールから階段

巾広い階段も、段板、蹴込み共、全て無垢材を使用した。
天井はシナベニアの目透かし張りで、これも無塗装の仕上げ。
寝室

和室の壁は珪藻土、畳はもちろん無農薬の本畳。(写真は納入前のもの)
無農薬の畳は、年1回の虫干しという手間と引き換えに、安心を与えてくれる。
台所

木製ドアの塗装は「拭きうるし」。造り付けの家具の塗装は費用の関係もあり「ベンガラ塗」とした。
写真は製作物の「ベンガラ塗」のキッチン。水廻りにはステンレス、レンジ廻りはレンガを貼った
トイレ

トイレも壁・床は無垢材無塗装の仕上げ。
中水再利用と言っても外観は普通の便器であるが、ふたを開けると水には若干の濁りがある。
アテを使用した風呂場の壁・天井は柿渋で仕上げた。

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