パッシブソーラーないきかた

パッシブソーラーシステムの考え方は屋根で暖めた空気を床下へ送る「呼吸する家」

注:この住宅ではパッシブソーラーシステムとして「OMソーラー工法」を採用しています。
暖かい空気は、ピットを通って各部屋の床下の蓄熱コンクリートを暖める「全館間接床暖房」
屋根裏の換気部屋
新鮮空気を取り入れて、自然の力で暖め循環させる安全・健康・快適な住宅。
屋根に仕込まれた、集熱ガラスと発電パネル。クリーンなエネルギーが暖房と給湯と電気を生み出してくれる。
こんな配慮もしています。

冬暖かいだけでなく、冷房がなくても自然換気だけで、夏の暑さがしのぎやすくなるような工夫(風の流れ、素材の選び方)をした。
白蟻防除のための農薬は使用せず、土台にはヒノキを使用すると同時に、床下の通風に配慮することで防腐措置とした。
プラスチック(特にダイオキシンの発生源となる塩ビ)の使用は、配水管等最小限に抑え、代替品の利用を心掛けた。
台所、風呂の排水を下水道に直結せず、家庭用合併処理浄化槽を設置し、中水道としてトイレで再使用するようにした。
雨水を貯めておいて、庭の水やり等に使うため、200リットルの雨水タンクを設置した。
敷地内の安易な舗装は避け、庭にはウッドチップ、車寄せはコンクリート平板を並べ、雨水が地面にしみこむようにした。
外壁は外部用珪藻土、サッシは木製でペア硝子使用。
屋根の形はパッシブソーラーの考え方と仕組みをそのまま表現している。

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